04.2.122月12日 ローマ観光初日です。 この日は一日徒歩で行動してました。徒歩でも見所沢山あるのでなんとかなります。 ローマというところは信号が何故だか少ない。 ここに、無きゃどうやって渡るよ?と思うような場合どうするか、車の様子を見て強引に渡るのです・・・。 車のほうも慣れたもので、車道に飛び出す人が居ても、更には赤信号で歩行者が渡っても上手に止まってくれます。 でも、慎重派の私にはなかなか慣れない習慣で、とりあえず渡るタイミングがあれば駆け足で渡るのですが、大抵の人は悠々と歩いておるのですよ・・・。 イタリア人はみんな心臓に毛が生えておるのかね? 私たちが滞在するクラリッジホテルから歩いて15分程度の場所にある「ボルゲーゼ美術館」へ向かいます。 ここは、別コンテンツでも書いてある通り予約をしなければ入場することの出来ない美術館で、そのおかげか随分ゆったりと作品鑑賞の出来る落ち着いた場所です。 日本人も親子連れで一組居ました。あとは社会見学の小学生くらいのグループ(20~30人位)が二組に他国の観光客がチラホラ。 あまり、人が多くてぎゅうぎゅうの中作品鑑賞をするのは好きではないので、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。 ここでのお目当てはカラバッジオ作「馬丁たちの聖母」です。三回この作品を見るために引き返し、最後の最後は脳裏に焼き付けてきました。 その後、JALのツアーデスクに向かい追加でオプションのカンツオーネディナーとミールクーポンの発行を頼みに行きました。 途中でどこら辺を歩いてるのか判らなくなり、その度に立ち止まり地図とにらめっこです。 「ベルニーニの噴水」 そして、周りを見てみるとそんな日本人観光客があちこちに・・・。 ローマを歩いてると必ず、日本人観光客とすれ違います。しかし日本以外の国の観光客も多いです。 さすが遺跡と歴史のある国、例えて言えば日本の京都みたいなもんでしょうか? 無事この日の夜のカンツオーネディナーの予約と翌日の夕食のミールクーポンを手に入れた私たちは、夜はフルコースなのでツアーデスクの人に薦められたバーで軽い昼食を取ります。 地元の人が入る立ち食いの喫茶店のようなところで、モッツァレラチーズ・ほうれん草・生ハムをマヨネーズのソースで挟んであるパニーニと飲み物にコーラを頼みました。 人気店で時間がちょうどお昼だったこともあり私たちが食べ始めた頃には、多くの地元の人がやってきて、小さな東洋人は店の中で埋もれるように無心でイタリアの味を堪能しました。 これで3.5ユーロ日本円で約490円は断然安い!!一個で充分お腹いっぱいになります。 そして、映画ローマの休日でおなじみのトレヴィの泉に向かいます。ここは、随分と奥まった場所にあり観光バスも入れない路地を徒歩で抜けていきます。ライトアップもされているのですが女性だけで、夜来るにはちょっと不安になりそうな場所でした。勿論私たちが行ったのは昼間です。 現在ここでコインを投げ入れるという行為は禁止されています。 泉に向かって左右にジェラート屋さんがあって私は右側の店でプリンとバニラのジェラートを食べました。ローマに来たら冬とは言えこれは基本でしょう。(笑) 次はスペイン広場に向かいました。 ここで私たちの目はキラリーンと光っていたはず、だってスペイン広場のほうは高級ブランドのお店が軒を連ねているのだから(笑) 買い物の前に広場の建物の階段を登りそこからローマ市内の展望を楽しみます。 階段に人が座り込んだりもしていましたが、私たちが到着した時間は早かったせいかそれほどでもなく、夕方になるともっと人が増え、スリなんかの被害も多々あったりするそうです。 景色を充分堪能した後に向かったのは、「ヴィトン」「プラダ」「グッチ」(すまん定番で、って誰に謝ってるんだ?)私は母に頼まれていたプラダの定番の肩掛け鞄(後にとある理由により私から母へのお土産としてプレゼントされる)と、今回休むことで協力をしてくれた営業さんから頼まれた(こっちはあくまでも頼まれ物)ヴィトンのキーケースを買い、人の物ばかり買ってても寂しいよなと思い、2年前のハワイ旅行で買うのを諦めたヴィトンの鞄を思い切って買ってしまったのでした。 これは衝動買いじゃないし、と自分に言い聞かせてたりして(笑)もともと、値段が折り合えば買おうとは思ってたんですけどね。 後日、会社の先輩に「よっぽど買うもの無かったのか」と、言われました。 確かに言われてみれば・・・。 他に買ったものは洋服、但しこちらは普段買ってるベネトンのものをバーゲン価格で買ってるんですけどね(笑)白い雪ウサギのようなコートも買いました。 (雪ウサギとはまったくもって自分に似つかわしくない表現をしやがる(笑) さて、買い物で物欲も満たされたので小休止と言うことで「カフェグレコ」という、絵画が店内に所狭しと飾られたナイスなカフェでカフェラテを飲み、ついでに店内の絵画も鑑賞してきました。 帰国後、仲良しのお客さんに休んで何処に行ってた?といわれて旅行話しをしたら、同じカフェでお茶をしたことが判り、仕事中にも関わらず共通項でお互いが喜んでしまいました(笑) スペイン広場からの帰り道、私たちの持っているブティックの紙袋に確信をいだいたのか、「スペイン広場はあっちでいいんですか?」と、日本人のオバサマに聞かれ「そうです50メーターくらい先ですね」と、答えるなんてこともありました。 やはり、ブランド買いで日本人だってバレバレだったんでしょうね(笑)東洋人だと思って話しかけたら言葉が通じなかったってこともあるのですよ。 何故ならアジア系の韓国や中国の観光客も多いから(笑) その後は、カンツオーネディナーの為にピックアップ場所として指定されたホテルのロビーで担当者が現われるまで休息兼時間つぶしをしましたが、そのホテルではエレクトーンの生演奏が行われていて、ちょっぴりリッチで得した気分を味わいました。 せっかくだからここでお茶の一杯でも飲めばよかったかな? バスで市内を走ること30分カンツォーネディナーのレストランへ到着です。 移動のバスの中では、通り道のライトアップされた建造物についての説明を受け、ちょっしたナイト観光が楽しめたのもラッキーでした。 案内役のイタリア人男性は日本語がとっても堪能で、それもそのはず数年前まで日本に住んでたこともあったそうです。 レストランは、なんと紀元前56年の遺跡の中に建てられたお店でローマで一番古い建物のレストランとのこと、お店の中に確かに遺跡の柱も残ってありました。 その前が写真ポイントなんで、ディーナー参加者はお店を出る前に記念写真を撮りました。 イタリアの松茸と言われるポルチーニ茸のリゾットはお替りをよそってくれました。ラッキーだね(笑) 肝心のカンツオーネですが、おじさん歌手が二人そのうちの一人が添乗員さんイワク「荒井注に似ている」だそうで、その先入観もあってか、私はそれ以降そのおじさんを「荒井注」としか思えなかったです。 そんなこと言うなよバカヤロー(笑)ひょっとして注さんはイタリア系顔ってこと? 掴みは昔懐かしい小柳ルミ子デビュー作「瀬戸の花嫁」何故かこの歌後日訪れる高級レストランのオーナー(31歳)も歌っていた。何故? ディナー参加者のノリも良く、その夜は楽しい宴となったのでありました。 |